はじめに
AWSの中の人がAWSの勉強方法についてまとめてくださっている記事を見ました。
AWSが公式で出している教育コンテンツをまとめてくださっています。たすかる〜!
ちょうどソリューションアーキテクトアソシエイト (SAA)を勉強していたところだったので、「★西村イチオシ」となっているものを一つ一つ確認してみました。
ちなみに、わたしは2022年8月にクラウドプラクティショナーを取得しています。
(合格体験記はこちらhttps://datascience-beginner.mofumofu.page/?p=28)
Step1まず最初に何をするべき?
AWSのクラウドが選ばれる10の理由
図がいっぱいの営業資料で、すぐに読めます。
「AWSってなにそれ?Amazonがやっているからなんかネットショップ的な?」という前提知識ゼロのひと(過去のわたくし)はこれを読むと概要は理解できると思いました。
Step2 AWSサービスの全体像を掴むには?
AWS Cloud Practitioner Essentials (Japanese) (Na) 日本語実写版
動画とテスト問題からなる講義形式のプログラムです。
動画は、よくあるスライド講義形式ではなくて、ビデオが作り込まれているのでとても観やすいです。
再生速度の変更もできます。
講師の人が着ているTシャツが可愛いかった。
テストは四択問題でした。
内容的にはすごく初歩的なところなので、これだけで試験に受かるわけではなさそうですが、AWSに興味をもつ取っ掛かりとしてはとてもいいなと感じました。
認定資格対策としては、Udemyなどが出している演習問題を解くのがおすすめです。
Step3 AWS の各サービスに詳しくなるには?
AWS サービス別資料
Amazon Bedrockの資料はなかった…ちょっと残念。
なにか「このサービスを使ってみたいな」と思ったときに、まず確認すると良さそうです。
Step4 さらに知識を深めるには?
AWS Cloud Quest
ゲーム形式でAWSのサービスと構築の方法が学べるコンテンツです。クラウドプラクティショナー版(無料)とソリューションアーキテクト版(月額サブスクが必要)が日本語対応です。
内容的に、全部英語だと厳しいと思ったので、日本語対応版がオススメです。
かるくやってみて別記事にしたので、気になる方はチェックしてみてください(AWSがゲームで学べる「AWS Cloud Quest」をやってみた!)。
Builders用のアカウントで、実際にマネジメントコンソールを操作できるので、身につきそうだなと思いました。
こちらは自分のアカウントではないので、課金されないという安心感があります。
プレステ1時代くらいのカクカクしたポリゴンで、操作性は良くないですが、ゲーム要素もあってなかなか楽しかったです。
AWS ハンズオン資料
所属会社の情報をいれないといけなくて、ちょっと面倒でした。
動画を見ながら、自分のAWSアカウント上で操作してみよう、というものです。
AWSのサービスのアカウントを作成すると、1年は無料期間があるので、その間に試してみるのが良さそうです。従量課金制なので、使いすぎないように最初にコストの設定しておくのが良さそう。
(あとでやります)
Step5 最新情報をキャッチアップするには?
Amazon Web Services ブログ
セミナーの案内や活用事例などのニュースも一緒になっています。
技術的には「週間AWS」を確認しておけば良さそうです。
ステップ6. 中級レベルの情報を身に付けるには?
AWS アーキテクチャセンター
AWS アーキテクチャセンターは、AWS のクラウドアーキテクチャのエキスパートが提供した、リファレンスアーキテクチャ図、詳細なアーキテクチャソリューション、Well-Architected ベストプラクティス、パターン、アイコンなどがあります。
アプリケーションビルダーにはAWS によって検証済みの実装例が載っています。
実際に自分のアカウントで構築してしまうとお金がかかってしまいますが、構成図を見ると勉強になりそうです。(コスト例も載っています)
おわりに
AWSの中の人がまとめてくださった、AWS公式教育コンテンツを確認してみました。
いろいろあるのは聞いていたのですが、種類も量も多くて、なかなかとりかかれていませんでした。
思い切ってひとつひとつ見てみて、アカウント作って試せるものは試してみたら、これから楽しく勉強できそうだなと思いました。
とくに「AWS Cloud Practitioner Essentials (Japanese) (Na) 日本語実写版」は動画の出来がよかったので、動画学習が苦手なわたしでも最後まで観れそうだなと思いましたし、ゲームで学べる「Cloud Quest」は結構楽しかったので、最後までやってみようと思います。
AWS認定資格を取るためには、これらのコンテンツだけではおそらく不十分で、演習問題を解く必要があると思いますが、構築するための知識を得るという観点では、とても教育的だと思いましたので、ぜひやってみてください。
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