【書評】『世界一流エンジニアの思考法』〜つよつよエンジニアに近づきたい人はみんな読むべき!

Amazonにおける本の紹介

noteでも大人気! 米マイクロソフトのエンジニアが放つ最前線の仕事術

頭が先、手は後。一流の仕事のカギは順序にある。
――楠木建(経営学者)

知的生産へのリスペクトがイノベーションの源泉だ。
――落合陽一(メディアアーティスト)

「怠惰であれ!」「早く失敗せよ」――
米マイクロソフトの現役ソフトウェアエンジニアの著者が、超巨大クラウドの開発の最前線で学んだ思考法とは?
“三流プログラマ”でもできた〈生産性爆上がり〉の技術!

・試行錯誤は「悪」。“基礎の理解”に時間をかける
・より少ない時間で価値を最大化する考え方とは?
・「準備」と「持ち帰り」をやめて、その場で解決する
・マルチタスクは生産性が最低なのでやらない
・“脳の負荷を減らす”コミュニケーションの極意
・コントリビュート文化で「感謝」の好循環を生む……etc.

仕事と人生を「自分の手でコントロールする」最高のスキルがここに!

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感想

牛尾さんのブログ https://note.com/simplearchitect/ は半年前くらいから読んでいて、すごく謙虚で素直に人の言うことを吸収しているし、文章もわかりやすいし、すごい人だなあ…!と思っていました。

この本は牛尾さんがアメリカのマイクロソフト社で働く中で、自分の能力を高めるために試行錯誤して得られた工夫や、一流エンジニアのマインドセットを余すところなく説明しています。

「ちょっとでもいいからすごいエンジニアに近づきたい!」と思っている人にはビシビシ刺さる本だと思います。わたしはKindleで読んだのですが、読み終わったらアンダーラインだらけでした。

なかなか、普段の仕事はマイクロソフトのエンジニアのようにはできないと思いますが、それでも牛尾さんの経験から得られた様々な工夫は、自分の生活・仕事でも応用できそうだと感じました。とくに、「人に説明できて何も見ずにとりだせるスキル(レベル)」まで高めることの重要性を強調されていたのですが、まさしくそのとおりだ…

わたしは、だいたいこんな感じで書けばいいかな?というのはわかっていても、調べずにすらすら書けるレベルではない状態のことが多くて、そのせいでコーディングに時間がかかったり手戻りが多かったり、という感じだったなあと反省しました。

何も見ずにすらすらと書けるレベルに高めるためには、基本的なところから繰り返し練習することだ、と書かれていました。とくに牛尾さんは「LeetCode」をおすすめされていて、毎朝勉強しているとのことでした。

よし、わたしもやるぞ!ProgateのPythonもやりなおしてみようかな〜

あとはマインドセットを変えるというところも刺さりました。「Be Lazy」できるだけ怠惰に楽に仕事する、そのためには引き算の仕事術が重要ということで、あれもこれも手を出していっぱいいっぱいになっているわたしには耳が痛かったです…

個人的に、「読んでよかったな〜と思う本」って、本の内容を受けて「自分の中で意見が生じる本」と「自分が行動してみたいなと思わせる本」なんですけど、そう言う点でこの本はめちゃくちゃ「やってみよう!」という気持ちをいただいたので、すごく読んでよかったです。

とにかく、読むと「自分も頑張ろう!」と思える本なので、すべてのエンジニアの人におすすめです!

各章の概要

  1. マイクロソフト社での経験とアプローチ: マイクロソフト社のシニアソフトウェアエンジニアとしての牛尾さんの経験と、ADHDを克服しながらの生活や仕事へのアプローチについて描かれています。彼は、高い生産性を達成するための「思考法」に注目し、西洋のマインドセットの学習の重要性を強調しています。また、仕事の効率化には「やめること」に重点を置くべきと説いています。
  2. 世界一流エンジニアの違い: 牛尾さんは、成功の秘訣はメンタルモデルの使用と仮説を立ててそれを証明するプロセスにあると信じています。彼は、理解の三要素として構造の理解、知識の活用、そして応用能力を挙げており、メンタルモデルの構築の重要性を説いています。
  3. アメリカで見つけたマインドセット: この章では、効率的な生産性のための「怠惰であること」が強調されています。最小限の労力で最大の価値を生み出すマインドセットには、不必要な作業の排除や簡潔さの追求などが含まれます。また、Fail Fast(早く失敗する)の姿勢や、フィードバックを歓迎する態度の重要性が説明されています。
  4. 脳に余裕を生む情報整理・記憶術: この章では、効果的な学習と仕事の進め方に重点が置かれています。著者は、自分に合ったレベルの課題に取り組み、タスク間の移動時には記録や整理をすることの重要性を述べています。また、コーネルメソッドを用いた記憶技術やブログを書くことで知識の整理と記憶に定着させる方法を提案しています。
  5. コミュニケーションの極意: 効果的なコミュニケーション方法が強調されています。情報量を減らし、必要なポイントのみを伝えることの重要性や、異なる視点を尊重し、多様性を受け入れることが重要であると説明されています。また、専門家に素早く質問することや、プレゼンテーションの簡潔性も強調されています。
  6. 生産性を高めるチームビルディング: ソフトウェア開発におけるサーバントリーダーシップのマネジメントスタイルに焦点が当てられています。ビジョンと戦略の明確化、チームメンバーへの大きな権限付与、自己組織化の奨励、そしてマネージャーの役割が説明されています。このスタイルは、高い生産性とエンゲージメントを促進します。
  7. 仕事と人生の質を高める生活習慣術: 効率的な仕事の進め方と自己向上のためのアプローチが説明されています。長時間労働を避け、学習に時間を割くことの重要性、タイムボックス制の導入、瞑想や十分な睡眠の重要性が強調されています。また、幸福感が生産性を高めるという視点も提供されています。
  8. AI時代をどう生き残るか?: 仕事の興味を維持し、専門性を高めることの重要性について述べられています。新しい挑戦を恐れずに受け入れること、AI技術の積極的な活用、そして自分の人生を主体的に考えることの重要性が強調されています。また、ソフトウェア開発の重要性と、日本の産業における自らの力でのソフトウェア開発の必要性が指摘されています。

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