Amazonにおける本の紹介
「社員を幸せ」にしながら高い成果を生むために、マネージャーが読んでおきたい一冊
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ここ数年で働き方改革やコロナによる在宅勤務が急激に推進されたことで、「事業内容や会社の規模」といった外見で選ぶのではなく「会社の性格の良さ」で会社を選びたいというニーズが確実に増えています。「性格のいい会社」はこの時代の価値観にフィットし、かつ成長する企業の在り方といえます。「性格のいい会社」は理想論ではありません。採用困難時代に「採れる・辞めない・成果出る」組織をつくるには、社員の幸せをベースとしたカルチャーづくりと経営の両輪をバランス良く回すことが重要であり、それが事業成長につながっていきます。自身の会社で組織崩壊を経験してから数年後、見事に「性格のいい会社」をつくりあげ、2022年に心理的安全性AWARDを受賞した株式会社ミライフの代表・佐藤氏。本書では、「性格のいい会社」づくりの鍵を握るマネージャー層に向けて、佐藤氏の実体験やリアルな社内制度、社内で使用しているワークシートを公開しています。「性格のいい会社」の考え方をすぐに取り入れて実践できる一冊です。
感想
最近、Kindleの日替わりセールを毎日チェックしています。その日限定で3冊が499円になります。自己啓発本やビジネス書が多い感じがします。
面白そうなタイトルの本があったら読むようにしてるのですが、ビジネス書は技術書と違ってサクサク読めるからいいですね〜
「どうすれば楽しく快適に働くことができるか?」「いま所属しているコミュニティをよくしていくにはどうしたらいいか」というのは、学生時代からずっと考えていることなので、自然と組織論とかコミュニケーションに関する本を手にとってしまいます。
今回の「性格のいい会社」は、人材系ベンチャー企業「ミライフ」の代表である佐藤雄佑さんが書かれた本で、どうすれば社員が楽しく生き生きと働く会社にできるか?ということについてミライフ社の取り組みを交えて書かれています。
「採れる・辞めない・成果出る」はすべての会社が望んでいることだと思いますが、これを実現するためには「社員ファースト」じゃないといけないんだな〜というのが感想です。
昨今はワークライフバランスや働き方改革といったキーワードを耳にすることも多いですね。長時間労働をやめて、自分のライフスタイルに合った働き方を自由に選択したいというのは、本当はごくごくあたりまえの要求だと思うので、それが通る会社が増えてきているのはいいことだと思います。ミライフ社では、「フルリモート・フルフレックス・副業OK」を導入しています。これがスタンダードになるといいなあ。
わたし自身、いまはほぼテレワークで働いていますが、疲れにくくなって、通勤がなくなった分の時間で自己研鑽できていますし、家族(夫と猫たち)と過ごす時間も増えたので、ずっとテレワークメインでいきたいな〜と思っています。
あと、この本でなるほどな〜と思ったポイントは、「会社のカルチャーをしっかり作って、採用においてはカルチャーとのマッチングが重要」ということと、「ポジティブフィードバック文化が社員を生き生きさせる」というところですね。
会社のカルチャーって、確実に存在しているけれど明文化されていないことが多いと思います。経営層・管理職がカルチャーをつくっていて、ひとりの影響がとても大きかったりすることもありそうです。カルチャーを明文化するということは「どんな会社にしたいか」「どんな人に来て欲しいか」を考えることでもあると思いますし、社員が会社に貢献する行動の土台になるところだと思ったので、明確にして図とか言葉にしておくことが重要なんですね。
あとは「ポジティブフィードバック文化」ですが、これは本当にすごく大事だと実感していて、ちょっとした「いいね」のコメントひとつでモチベーションって全然変わっちゃうんですよね。わたしはとくにフィードバックを求めているタイプみたいで、逆にポジティブな声掛けがないとやる気を失ってしまうほうです…わたし自身がこういうタイプなので、人にもできるだけフィードバックをするようには心がけていて、「あれ、よかったですね!」というのはこまめに言うようにしています。その上で改善提案をすることもあります。あ、フィードバックの前に、そもそも身近な人・大事な人の発信はできるだけ目を通すようにしてますね〜
よかったと思っていても、思っているだけでは伝わらないので、意識的に声に出したほうがいいのですが、なかなか習慣がないと難しいのかもしれません。なので、会社として、ポジティブなフィードバックをする文化を根付かせるというのはいいなあと思いました。ミライフ社では月一で集まって一人一人が発表してそれに対してフィードバックをするイベントがあるらしく、そういうのいいなあ〜わたしの会社でも、月一の帰社日のときにこういうイベントをやってみたいです。
わたしは一般社員なので、会社全体を大きく変える力はないですが、この本を読んで「こんな会社だったらいいな」というイメージがはっきりしてきたので、読んでよかったです。
各章の概要
第1章 性格のいい会社
- ビジネスとカルチャーのバランス: ビジネス経営において、事業と組織カルチャーのバランスが重要です。長期的な視点と共通の価値観を重視し、魅力的な組織環境を構築することが、優秀な人材を集める鍵となります。
- 性格のいい会社の時代: 「性格のいい会社」という概念が紹介され、従業員に「働きがい」と「多様な働き方」を提供することの重要性が強調されています。三大メリットとして「採れる・辞めない・成果出る」が挙げられています。
- カルチャーデザインは経営戦略: 良いカルチャーの合致が従業員の定着率の重要な要因となること、及び衛生要因と動機付け要因の区別、良いマネージャーの役割について説明されています。
- カルチャー×デザイン思考: 従来の人事制度の柔軟な変更と社員の感情を捉えることの重要性が強調されています。トップダウンではなく、テストとフィードバックを組み合わせたアプローチが提案されています。
第2章 社員のWORKを幸せにする
- パーパス: 組織の成功にはパーパス、ビジョン、ミッション、バリューが重要であり、これらが従業員の幸福感や組織の成果に直接影響を与えると述べられています。
- 自律自走: メンバーが顧客のニーズに対応し、正しい答えを見つけ出すことの重要性が強調されています。フィードバックとマネジメントスタイルの柔軟性にも焦点を当てています。
- 成長: 従業員の成長を会社がデザインすることの重要性が強調されており、社員に適切な経験を積ませることが重要であると述べられています。
- 仲間: 組織内での心理的安全性を高める重要性と、関係の質を高めることが会社の成果につながるという点が強調されています。
第3章 社員のLIFEを幸せにする
- Work in Life: 社員が「今、この会社にいる意味」を感じることの重要性、及びワークライフミックスの追求が強調されています。育休や介護休暇の制度整備が重要であるとも述べられています。
- 多様な働き方: リモートワーク、フレックスタイム、副業OKが採用力や退職率に影響を与える重要な要素であると指摘されています。
- 脱長時間労働: 長時間労働の危険性と生産性向上のための無駄取りについて説明されています。
- キャリアデザイン: マネジメントを通じて社員のキャリア自律を促進することの重要性が強調されています。
第4章 性格のいい会社のつくり方
具体的取り組み事例紹介: 定期的なピクニック、新メンバーとの1on1、合宿での未来計画の共有、月次振り返りミーティング、チーム目標の設定、感謝の日の設定、生産性向上委員会の実施、柔軟な人事評価など、具体的な取り組み事例が紹介されています。これらは、組織内のコミュニケーションを強化し、チームの結束を高めるための効果的な方法として提案されています。
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