Amazonにおける本の紹介
外資系コンサルが仕事で使うプロンプトを公開!
これから絶対身につけるべき8つスキルとは?
業界&業種別にこれからどうなるかもわかる!生成AIやChatGPTの原理&使い方から
リスク対策方法、身につけるべきスキルまで、
外資系コンサル(ビジネスのプロ)かつ
AIのプロだから書ける超実践的仕事術!インターネット登場以来の衝撃と言われる
amazon.co.jp
「生成AI時代」をサバイバルするスキルと知識が
これ一冊ですべてわかる!!
感想
これは本当にすごく良い本!
アクセンチュアのスーパーコンサルの人が作った、生成AIの課題と未来の展望がよくまとまった本なので、エンジニアに限らず、時代に取り残されたくない人はみんな読むべきです!
本文もそうですが、図表の完成度が高くて、これが2000円以下で読めるのはかなりお得ですよ。
タイトルは「仕事術」になっていますが、どちらかというと「生成AIの現在と展望」という感じで、個人向けのテクニック解説本というよりは意思決定者に生成AI導入を促すための本かなと感じました(コンサルの人が書いた本なのでそうなりますよね)。
PART1「仕事術編」とPART2「仕事の未来編」の二部に分かれています。
前半の「仕事術編」では生成AIの説明や、活用事例、生成AI利用に伴うリスクなどについて解説があります。プロンプトエンジニアリングのテクニックについても説明がありますが、仕事術なのか…と言われると微妙なところで、触ったことがない人・生成AI怖いと思っている人が、「こんなに便利なら使ってみてもいいかな」と思うように啓発している感じのパートです。リスクについてもよくまとまっています。これはすでに使っている人にとっては盲点になりがちなところなので、助かりますね。
後半の「仕事の未来編」はコンサルの面目躍如という感じで、生成AIの登場によって各業界や働き方がどんなふうに変わっていくか、ということがわかりやすくまとまっています。
CHAPTER4 「生成AIがもたらす4つの革命」という章が、この本の最も核となる部分です。4つの革命とは、
ハイパーオートメーション、ハイパーパーソナライゼーション、ハイパーコミュニケーション、ハイパーデジタルヒューマンという四つの革命が生じます。
で、具体的にどういう意味なのかは本書をお読みください。とくにハイパーオートメーション(IoTやデジタルデバイスと組み合わせた自動化)とハイパーパーソナライゼーション(個人に最適化したサービス)の二つが重要だと感じました。
生成AIに対して、人間はどうあるべきか?というところも言及があるのですが、正直、変化に対してその都度柔軟に対応していくしかないのかな、と思っています。生成AIが今後どんなふうに発展していくのか、どこまでの力をもつのかはまったく読めないので…
ただ、不安に感じているのは、生成AIの進歩が早すぎるというところで、人間が対応できないくらいのスピードで生成AIができることが増えていてついていけていないんですよね。「人間中心のAI」となるように規制を加えていく必要があると思いますが、AIがどんどん進歩していくので、間に合っていないなあというのを感じます。そうしていつか制御不能になってしまうのではないか…というのはわたしだけでなく多くの人が感じているところでしょう。とはいえ、もしかするとハードの限界が先に来るのではないかという気はしますし、不安に思っていてもどうしようもないので、力のない個人としてはできるだけ最新の動向をおいかけて技術の進歩についていけるように頑張るしかないなあと思っています。(だから毎日・毎週ニュースチェックのブログを更新しています。【毎週更新】1週間のTechニュースのまとめ ぜひご覧ください!)
データサイエンティストの人や、最新技術に興味がある人は、すでに生成AIを使っていると思うのですが、周りを見てみても意外とまだ使ったことない人が多いなと感じています。
「使ったことない・あまり使ってないけど興味はある」という人に、この本はとくにおすすめです し、「生成AIの現状と未来を知りたい」という人にとっても刺激を得られると思います。
2000円でスーパーコンサルの分析が読めるので、みんな読むべき!
概要
CHAPTER 1 – ツールとしての生成AIの活用
生成AIはビジネスにおいて多様な用途で活用でき、アイデア生成、文章作成、メール返信、コード生成、レジュメ作成、プレゼン資料作成などに用いられます。OpenAIのChatGPT, MicrosoftのBing AI, GoogleのBardなどのAIツールがあり、これらを用いることで、効果的なコミュニケーションや作業効率の向上が期待できます。また、LLMとの対話による思考の深化や、オートクライン効果による認識の整理も可能です。この章では、生成AIを効果的に活用するためのプロンプトの記述方法や実例も紹介されています。
CHAPTER 2 – 生成AI時代に求められるスキル
生成AI時代では、人間性回復、定着化遂行、判断プロセス統合などのスキルが重要視されています。プロンプトエンジニアリングというAIとの効果的な対話方法が強調され、AIの活用例としては、スマートグラスや音声生成AI、視覚障害者支援技術などが紹介されています。AI技術の進化に合わせてビジネスプロセスを再設計し、人間とAIの共存を目指すことの重要性が訴えられています。人間とAIが相互に学び合い、協力することで、より良い成果を生み出すことができます。
CHAPTER 3 – 生成AIにおけるリスクと対策
生成AIの利用には多くのリスクが伴います。EUではAIのデータ管理に関する規制が進行中で、米国ではAI製品に「AI製」と明示するルールが導入されています。心理的拒絶や過度な依存、金銭的インセンティブの問題、著作権侵害のリスクなどが存在します。ESG(環境、社会、ガバナンス)の観点からエネルギー消費、フェイクニュースが生成されてしまう問題、倫理的なデータ使用などが重要です。生成AIの利用においては、プライバシーや個人情報の保護、生成内容の正確性や偏見の回避、適切な著作権の取り扱いなどに注意が必要です。
CHAPTER 4 – 生成AIがもたらす4つの革命
生成AIは、人間の思考力や問題解決能力に匹敵する影響力を持ち、産業革命における蒸気機関のようなパラダイムシフトをもたらします。ハイパーオートメーション、ハイパーパーソナライゼーション、ハイパーコミュニケーション、ハイパーデジタルヒューマンという四つの革命が生じます。これらにより、日常生活やビジネスにおける多くのプロセスが変革されます。
CHAPTER 5 – 生成AIの社会へのインパクト【業界編】
米国では労働時間の大部分が言語タスクに費やされ、これらがLLMによって自動化または強化される可能性が高いです。金融サービス、公共サービス、ソフトウェア&プラットフォーム業界などが特に影響を受けます。公共サービスでは市民体験向上、医療業界ではパーソナライズドケアの進展、消費財業界では製品やサービスのカスタマイズが進みます。これらの業界においては、生成AIの導入により新しい業務プロセスの設計や導入が必要です。
CHAPTER 6 – 生成AIの社会へのインパクト【職業・生活編】
生成AIは物理的なアクチュエーターやロボットとの連携が進み、ホワイトカラーだけでなくブルーカラーの職にも影響を与えます。オックスフォード大学の研究によると、AIによる仕事の変容は、仕事がなくなることではなく、各職業の働き方が変わることを意味します。自動化や半自動化が進む中で、人間の能力を機械が拡張することにより、新たなシナジーが生まれます。
CHAPTER 7 – 生成AIのもたらす未来
生成AIの進展により、エコーチェンバー現象やコミュニケーションの分断といったリスクが高まりますが、言語やドメインを超えた相互理解を深める可能性もあります。異なる「前提」を明確にし、対話を通じて理解を深めることで、多様な価値観や文化を尊重する「寛容」の重要性が増します。生成AIは倫理的な目的を設定する必要があり、不適切な目的での使用リスクに対して法規制の整備、国際協力、一般市民の理解の深化などの対策が求められます。
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